平成7年1月4日 千畳敷カール雪崩事故

発生日

平成7年1月4日

場所

千畳敷カール

分類

雪崩

概要

1月4日、中央アルプス千畳敷カールは朝から吹雪いていた。ホテル千畳敷では、宿泊客に対して前日の夜から「登山全面禁止」を告げていたという。午前11時、千畳敷カールで雪崩が発生。封建山荘から千畳敷駅をめざして歩いていた登山者6人が巻き込まれた。長野県警と遭対協の救助隊員が捜索に入ったが、翌5日の夕方までに全員の死亡を確認。6人の遺体は、いずれもザックを背負ったまま登山道から約150mも流されていた。現場の状況から判断すると、彼らはほとんど逃げる間もなく、一瞬のうちに雪崩に巻き込まれたと思われる。

中央アルプスの山

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  • 遭難データにつきましては、事実関係について新聞報道を参考にし、
    山と渓谷 2012年1月号(922)から2016年6月号(975)、2015年8月号に付属の
    登山白書2015を参照しています