平成元年10月8日 立山遭難事故

発生日

平成元年10月8日

場所

立山 富士ノ折立と真砂岳の鞍部

分類

低体温症

概要

10月8日、早朝は晴れ間がのぞいたが午前9時ごろから夜間にかけて立山一帯が猛吹雪に見舞われ、室堂から剣御前小舎にへ向かって縦走していたパーティ10名が遭難。翌9日朝、内蔵助山荘スタッフが、別の遭難者を捜索していたところ、富士ノ折立と真砂岳の鞍部にいた彼らを偶然発見した。富山県警はヘリで富山市内の病院に緊急搬送したが、8名が低体温症で死亡。彼らは40~60代のグループで、一部のメンバーは綿nズボン、ビニールの雨具など3000m峰登山をするうえでは装備の不備があった。